Apple Musicを使った方が良い理由 pt.1
ところで、ストリーミングサービスって何よ!?
とは言え、最近始まった音楽ストリーミングサービス。まずそれ自体良くわかってない人が多いかもしれません。
簡単に言えば、ストリーミングサービスとは、月額料金を支払うと楽曲が聞き放題になるという定額制音楽サービスです。
日本で利用出来る(日本語で提供している)主な音楽ストリーミングサービスは、
- Apple Music
- AWA
- LINE MUSIC
- Prime Music
- Google Play Music
これらのサービスが挙げられます。
自分は、Apple Music以外使った事ないので、特に各社の比較とかは出来ないしする気もないので、そーゆーの興味ある人は以下の記事読んでみてください。
この近年爆発的に増加する音楽ストリーミングサービスですが、その歴史としては、天才起業家ショーン・パーカーらが開発した伝説的な音楽サービス「Napstar」が、大きく展開されたストリーミングサービスの元祖であると言われています。
※1991年に天才起業家ショーン・パーカーらによって開発され、その後物議を醸す結果となったNapstsr
Napstarとは、1991年に設立され、2003年にアメリカで提供開始されたサービスであり、月々の定額で音楽を聞き放題という、現在のストリーミングサービスそのものでした。しかし、当時としてはあまりにも斬新すぎたため音楽業界やレコード会社から強く批判され、著作権侵害の裁判まで起こされる結果となります。
ちなみに、ネット上で音楽をデータとして販売したApple社の「iTunes Music Store」が、サービス提供開始したのも同じ2003年です。そこから考えてもNapstarがいかに早すぎたかお分かり頂けるでしょう。
そのような影響もあり、日本にも一時期進出したNapstarでしたが、あまり大きく展開される事無くサービスを終了してしまいます。
ちなみに、Napstarの開発者の一人であるショーン・パーカーは、後にFacebookの初代CEOとなります。ようは、もう才能が溢れちゃうわけですね。止まらないんですよね。よく分かります。
※Facebook誕生の裏側を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」では、ジャスティン・ティンバーレイクがショーンパーカー役を演じてましたね。私の伝記映画がやる時は、成宮寛貴氏にお願いしようと思っています。
まぁそんなこんなで一度は消滅してしまった音楽ストリーミングサービスですが、その後新たなサービスが生まれます。それが「Spotify」です。(現状、日本ではまだ利用不可)
Spotifyは2006年にスウェーデンで創業され、2008年にサービス提供開始されたサービスです。Spotifyは開始から一年足らずでヨーロッパの中高生を中心に800万人ものユーザーを獲得し、ブームとなります。
2011年にはアメリカにも進出し、ユーザーを増やし続け、現在では7500万人ものユーザーがいると言われています。
この爆発的に広まったSpotifyですが、当然Napstarと同じように批判の的になります。しかし、Napstarの時より少しだけ時代が進んだ世の中で、どうやら普通に音楽やってたら飯食えないぞ?と気付き始めたヨーロッパの若手バンドたちがこぞってSpotifyから楽曲を発表し始めます。
※スウェーデンで設立され、世界中で爆発的にユーザー数を増やし続けるSpotify
ただでさえ儲かっていないレコード会社に、自分たちのテープを送ってチャンスを待つんだったら、Spotifyで発表した方が宣伝効果あるっすよね?となった訳です。
だって、Spotifyには何千万人という中高生ユーザーが集まっているのですから。
闇雲に発表して、チャンスを待つよりは遥かに宣伝効果があるでしょう。
実際、イギリスのあるバンド(すいません、名前は忘れました。)は、Spotifyでの口コミで人気を集め、CDはほとんど売れていないのに、LIVEでは数千人を集客する。という事例もあるぐらいです。
音楽が好きだから、違法ダウンロードしてる??
そもそも、前述の私の友人のように、違法ダウンロードで音楽を聞いていた人間は、決して音楽が嫌いだから違法ダウンロードしているのではなく、好きな音楽がタダで聞けるから違法ダウンロードしている訳で、音楽が好きであるということに代わりは無いのです。(まず、嫌いなら、違法ダウンロードすらしないでしょ?)
そのようなリスナーに安価で使い勝手の良い音楽サービスを提供出来れば、より音楽業界に可能性が広がる訳です。
このSpotifyの成功によって、世の中の音楽に対する価値観が変わり始め、様々な世界的企業が、この音楽ストリーミングサービスに興味を持ち始めます。
最近では、世界的なHIP HOPアーティスト/実業家である「JAY−Z」までもが参入し始めるという、いま最も加熱している音楽ストリーミングサービス市場。
と、全然本題のApple Musicに入れていませんが、ここら辺でマジで飽きてきたので、また続きは今度書きます。
次回、「我々Black Music好きにとって、Apple Musicは最高のDigり場である。」(Apple Musicを使った方が良い理由 pt.2)
気が向いたら書きます。。。